<中華経済>12月から輸出時税還付率を再度引き上げ、3770品目―中国

Record China    2008年11月13日(木) 16時22分

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12日、中国国務院は一部製品の輸出時に係る増値税の還付率を再度引き上げると発表した。写真は青島港から輸出される鋼材。

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2008年11月13日、12日付新浪網によると、中国国務院は12日、一部製品の輸出時に係る増値税の還付率を再度引き上げると発表した。12月1日から実施する。輸出税還付率の引き上げは下半期に入って3回目。

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引き上げ対象は輸出品目全体の27.9%に当たる3770品目で、労働集約型製品や機電製品などが中心。労働集約型の中小企業の輸出を支援することが狙い。また、鋼材、化学工業製品、穀物に対する輸出関税の徴収廃止と、化学肥料の輸出関税率の引き下げも決定。外需の減退を背景に減速する輸出をさらにテコ入れする。

輸出税還付率の引き上げは、温家宝首相の主宰で12日開いた国務院(政府)常務会で決定した。常務会では3件の固定資産投資も承認。西気東輸(西部のガスを東部に送る)プロジェクトの2本目ライン東区間(寧夏−広州、香港間)の建設、広東省と浙江省の原子力発電所のプラント増設、西部地域でのインフラ事業の3件で、投資額の合計は約2000億元となる。

さらに四川大地震の震災復興事業に3000億元の専門基金を創設することも決定。3件の固定資産投資を合わせると、投資総額は5000億元。先ごろ打ち出した4兆元の景気刺激策の具体行動の一部とみられる。(翻訳・編集/HI)

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