2008年11月11日、成都商業報によると、世界でもっとも影響力があるとされる米国コンサルティング会社マッキンゼー ・アンド・カンパニーの季刊誌「マッキンゼー・クォータリー」がこのほど、2年後には英プレミアリーグが中国スーパーリーグの買収に成功する可能性があるとの記事を掲載した。

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同誌は、中国都市部の中産階級は急速に成長しており裕福で、オリンピックやNBAプレシーズンゲーム観戦への興味も高く、スポーツや娯楽に費やす金額も今後多くなるとし、中国の中産階級にとって英プレミアリーグが中国スーパーリーグを買収する意味は大きいと指摘。

「マッキンゼー・クォータリー」の経済予測は独特なものが多いものの、その多くは最終的に現実となっているという。成都商業報はこうした予測について、マッキンゼーは中国スーパーリーグの構成についてあまり把握していないのではないかと反論。マッキンゼーの目には中国スーパーリーグの運営システムが英プレミアリーグと同じように映っているようだが、実際にはそうではないとし、中国スーパーリーグの決定権は最大の株主である中国サッカー協会にあり、中国サッカー協会がリーグの組織を変えないかぎり、買収はあり得ないとしている。（翻訳・編集/岡田）