前総統を拘束、不正送金・マネーロンダリング疑惑で―台湾

Record China    2008年11月12日(水) 9時7分

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11日、台湾の陳水扁前総統が拘束され、逮捕手続きが始まった。総統就任時期の海外不正送金、マネーロンダリング疑惑が問われたもの。写真は裁判所へと移送される陳前総統。

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2008年11月11日、台湾の陳水扁(チェン・シュイビエン)前総統が拘束され、逮捕手続きが始まった。総統就任時期の海外不正送金、マネーロンダリング疑惑が問われたもの。有罪となれば最低でも懲役5年以上の刑罰が下される見通しだ。中国新聞社が伝えた。

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2000年から今年3月まで総統の座についていた陳前総統だが、06年7月には娘婿のインサイダー取引容疑、11月には妻・呉淑珍(ウー・シュウジェン)の横領疑惑が持ち上がり、3月の政権交代を招く一因となった。今年8月には選挙資金の不正報告と余った資金の海外口座への入金が発覚、陳前総統自身への取り調べも進んでいた。

陳前総統以外にも親族、側近ら9人が拘束される大疑獄事件へと発展する様相を示している。経済不振と急速すぎる対中接近を批判し攻勢を強めていた野党・民進党にとっては大きな打撃となった。民進党内部では陳前総統がハンガーストライキを行い、身の潔白を訴えるはずとのうわさが広がっているなど、拘束は不当との反発が高まっている。(翻訳・編集/KT)

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