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独メディアが「アメリカ大統領の指し示す方向だけに着目するのではなく、北京の動向にも注目すべきだ」と主張している。自国と肩を並べる存在に成長した中国を経済的パートナーとすべきだというとの論調だ。写真は北京市。
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2008年11月11日、華西都市報によると、ドイツのメディアが「アメリカだけに注目し追随するという考え方を捨て、北京の動向観察を習慣とすべきだ」と報道したという。
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上海証券報が報じたところによると、国家統計局の馬建堂(マー・ジエンタン)局長は9日、第2回アジア太平洋経済金融フォーラムで「改革開放以来30年間、わが国の経済は年平均9.8%の成長率を見せた」とした。金融危機の影響はあるものの、「今年にはドイツを超えることができる」と語った。
こうした状況を受け、独メディアは「アメリカがくしゃみをすれば、ヨーロッパが風邪をひく」という考え方を持つ投資家などが多いが、すでにその時代は終わったという。今後、経済的パートナーとすべきは中国。直接投資や貿易においてはアメリカやドイツとは肩を並べる存在だ」とした。
そのため、「ドイツは米大統領が指し示す方向だけに従うということをやめなければならない。目を覚まし、世界経済を牽引しうる立場にある中国に注目し、特に北京の動向に目を見張ることに慣れなければならない」と結んだ。(翻訳・編集/小坂)
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