優雅な乗馬通勤、驚きのそのわけは…―山東省青島市

Record China    2008年11月11日(火) 17時55分

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8日、「車は高くて買えないし、バス通勤は渋滞に巻き込まれる」という理由で、馬に乗って通勤することを決意した男性の存在が報じられた。すでに1か月経過したが、彼の行為に市民からは賛否両論が…。

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2008年11月8日、山東省青島市の一般道路上で7日午前9時頃、乗馬服姿の若い男性が馬に乗って颯爽と走っていたと伝えられた。目撃した通行人や走行中のドライバーはビックリ。パトロール中の民警が馬上の男性に追いつき、彼に帰宅を促した。「北京晩報」の報道。

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「なぜ馬に乗ったらいけないんだ?」と男性は警官に不満顔。現場に到着した同紙記者に対し、「車を買うには何万元もかかるし、免許を取らなきゃいけない。道路を走れば通行料金、駐車すれば駐車料金、違反すれば罰金を払う。馬は便利だし、環境保護にもなるし、エサは1日2回干草をあげればすむ」と話す。

「免許証は取ったんだけど、ガソリン代も値上がりしたし、やっぱり馬が一番だと思って」と説明する彼は、小さい頃から乗馬を習っていたという。1か月ほど前に知り合いの農家から3000元(約4万5000円)で愛馬を手に入れ、毎日乗馬通勤しているとのこと。以前はバスで通勤していたが、渋滞で常に1時間以上かかりウンザリしていたそうだ。

現場に集まった人々は「馬が道路を走れば車の邪魔だし、歩道を走れば歩行者が危険」と男性を非難。「ただ目立ちたいだけだろう」というのが大半の意見だったが、若者は彼の行動を「カッコいい」「騎馬警官だっているんだから、騎馬通勤者がいてもいいんじゃない?」と肯定的に見ていた。(翻訳・編集/本郷)

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