国際貢献賞に日本僑報社編集長・段躍中氏―東京

Record China    2008年11月10日(月) 17時45分

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9日、日本僑報社編集長・段躍中氏が「小島康誉国際貢献賞」を受賞した。授賞式では小島康誉氏から段躍中氏に、盾や賞金100万円などが贈呈された。

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2008年11月9日、日本僑報社編集長・段躍中氏が「小島康誉国際貢献賞」を受賞した。東京・西池袋公園で開催された日曜中国語サークルで行われた授賞式では、小島康誉氏から段躍中氏に、盾と、中国新疆ニヤ遺跡で出土した織物の意匠をモチーフにした美術品、賞金100万円が贈呈された。

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式に出席した中国駐日大使館友好交流担当参事官の孫美嬌氏は、段躍中氏の民間交流における貢献を称賛し、このような民間交流は決して華やかなものではないが、両国民の心と心の交流のもっともすばらしい形であると述べた。

段躍中氏は「日中平和友好条約締結30周年および中国改革開放30周年の節目の年にこのようなすばらしい賞を受賞したことをとても光栄に思う。これからも日中両国の人々の友好と相互理解の促進にいっそう貢献したい」と語った。

現在50歳の段躍中氏は、かつて「中国青年報」の記者をつとめ、1991年に日本に留学。のちに出版社「日本僑報社」を創設し、2008年11月現在、日中関係書籍182冊を刊行している。このほか、2005年から日中両国で作文コンクールを開催、また、西池袋公園で「日曜中国語サークル」を主催し、両国の民間「草の根」交流を促進してきた。

本賞は1982年以来、中国新疆ウイグル自治区で世界的文化財保護研究、人材育成、日中間相互理解促進の三方面で多くの活動をしてきた小島康誉氏(佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構代表、新疆ウイグル自治区政府顧問)が「個人で外国において長年にわたり卓越した活動を実践」した人の労苦を称え、国際貢献の重要性を訴えることを目的として設立したもの。

授賞式には日中両国メディア、経済界、友好団体、在日留学生など約80人が出席した。(編集/TH)

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