長江にかかる復線橋の正式開通直前―重慶市

2006年9月10日、重慶（じゅうけい）市石板坡（スーバンポー）で、重慶長江大橋のすぐ隣に建設されていた復線（フーセン）橋が竣工した。翌9月11日からは試運転に入ることになっている。重慶長江大橋は1980年、上海市市政工程設計院の設計と重慶市橋梁工程会社の施工により開通したが、その後の重慶市経済の急速な発展に伴い、市を南北に貫く幹線道路の交通量が激増した。そこで橋にかかる交通圧力を緩和するため、重慶市は2003年12月、この橋に対して複線を作ることに決めた。それが復線橋である。2本の橋は平行に並んだまま、今後多くの車両を川の対岸へと送り出すことになる。

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