中国版TK事件?!元人気ロック歌手、集団暴行死事件への関与で逮捕―中国

Record China    2008年11月6日(木) 22時19分

拡大

6日、中国ロック界のアニキと慕われた元人気歌手・臧天朔が5年前の集団暴力死傷事件などへの関与容疑で逮捕されたという。音楽界の元人気者の逮捕で、4日の小室哲哉(TK)容疑者逮捕も連想されるが、容疑も主役のキャラクターも異質。写真は臧天朔。

(1 / 7 枚)

2008年11月6日、中国ロック界のアニキと慕われ、太ったからだと丸坊主がトレードマークの元人気歌手、臧天朔(ザン・ティエンシュオ)が5年前の集団暴力死傷事件などに関与していた容疑で逮捕されていたことが分かった。「京華時報」が伝えた。

その他の写真

臧天朔は、80年代後半から90年代にかけて中国ポップスとロックを融合させたヒット曲の数々で活躍した歌手。95年に発売したアルバムは70万枚以上の大ヒットとなり、代表曲「朋友(=友達)」は北京のラジオ番組で8週連続第1位を獲得した。

今回の逮捕は、河北省廊坊市の駅前で03年に発生した暴力死傷事件への関与が主な原因。廊坊市のある酒場の利益に関し、グループ内の対立から集団暴力抗争事件に発展、死者1人を出した。一方のグループの背後に実質的な経営者だった臧天朔が関係していたというもの。

これ以外にも北京市で発生した暴力事件数件に関与していたと見られており、初期捜査の段階では臧天朔が暴力グループのリーダー格だったことが判明しているという。

また、今年年初に発生した飲酒運転による交通事故の処理に関し、同乗者の1人が「臧天朔の関係者」を名乗って事件の揉み消しを図るなど、悪質な案件も発生していた。

ネット上では9月頃から「すでに逮捕された」との情報が出回っていたが、真偽が確認されていなかった。今回逮捕が確認された形となり、臧天朔ファンの間では落胆と怒りの感情が交差しているという。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携