季節外れの帰省ラッシュ、工場閉鎖にあえぐ出稼ぎ労働者―広東省広州市

Record China    2008年11月7日(金) 3時18分

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6日、広東省の広州駅では、お正月でもないのに出稼ぎ労働者の帰省ラッシュが起こっている。世界的な金融危機の影響で、広東省では大規模な工場閉鎖が多発。行き場を失った人々が、一斉に里帰りを始めた。写真は10月29日、帰省者でごった返す重慶駅。

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2008年11月6日、広東省の広州駅では、お正月でもないのに出稼ぎ労働者の帰省ラッシュが起こっている。世界的な金融危機の影響で、広東省では大規模な工場閉鎖が多発。行き場を失った人々が、一斉に里帰りを始めた。中国新聞網が伝えた。

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かつては「世界の工場」と呼ばれた広東省には、労働集約型の輸出企業が数多く集まり、労働力のほとんどは地方からの出稼ぎ労働者に支えられてきた。ところが昨今の世界的な金融危機の影響で、輸出が大幅に減少。先月15日には、大手玩具メーカー「合俊集団(スマートユニオン)」が工場2か所を突然閉鎖して約6000人が失業するなど、大規模な工場閉鎖が相次いでいる。

深刻な失業難にあえぐ中国では、一旦失業するとそう簡単に次の仕事は見つからない。そのため、多くの出稼ぎ労働者は早めの正月帰省を余儀なくされている。広州駅では毎日9万〜13万人が故郷行きの列車に乗るという。行き先のほとんどは、内陸部の四川省、重慶市、江蘇省、浙江省などだ。

香港工業総会は、珠江デルタにある香港企業7万社のうち、年末までに4分の1にあたる1万7500社が倒産すると予測する。1社あたりの失業者を500人で計算しても、合わせて87万5000人。今年の出稼ぎ労働者達の年越しは、厳しいものになりそうだ。(翻訳・編集/NN)

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