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6日、中国雲南省で注射液「刺五山」を使用した患者3人が死亡した事件で、中国国家食品薬品監督管理局は製造元の「完達山製薬廠」(黒竜江省)に対し、10年間の生産停止処分を言い渡した。資料写真。
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2008年11月6日、中国雲南省で注射液「刺五山」を使用した患者3人が死亡した事件で、国家食品薬品監督管理局(薬監局)は製造元の「完達山製薬廠」(黒竜江省)に対し、10年間の生産停止処分を言い渡した。中国新聞網が伝えた。
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薬監局の顔江瑛(イェン・ジアンイン)報道官が記者会見で明らかにした。この事件は10月5日、雲南省紅河ハニ族イ族自治州の人民医院で患者19人に「刺五山注射液」を使用したところ、6人が変調を起こし、7日までに3人が死亡したというもの。事件を受けて国家衛生部(省)薬監局は、直ちに製品の回収と使用・販売の停止を通達していた。
顔報道官によると、今年7月に昆明市が大規模な暴風雨に見舞われた際、流通過程で雨水に汚染されたことが原因とされている。包装や梱包が甘かったことも指摘された。雲南省の公安当局は「完達山製薬廠」の営業担当者ら複数の職員に対し、刑事責任を追及する考えを示している。(翻訳・編集/NN)
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