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1日、中国外交部は記者会見で、過去の侵略戦争や植民地支配を正当化する内容の論文を発表し、更迭された防衛省の田母神俊雄・前航空幕僚長の問題について、「強い怒りを覚える」と述べた。写真は、中国の収集家が保管していた「支那事変画報」。
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2008年11月1日、中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は記者会見で、過去の侵略戦争や植民地支配を正当化する内容の論文を発表し、更迭された防衛省の田母神俊雄・前航空幕僚長の問題について、「強い怒りを覚える」と述べた。中国新聞網が伝えた。
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姜報道官は、「日本の軍国主義が諸外国に侵略戦争を仕掛け、中国を含むアジアの人々に重大な被害をもたらした。これは疑いもない歴史の事実である。自衛隊の現役高官が公然と歴史をわい曲し、侵略戦争を美化したことに強い驚きと怒りを覚える」と批判した。
また、「歴史を正確に認識し向き合っていくことは、中日関係が健全で安定した発展を続けるための基本である。中国側は日本政府の態度とすでに行われた措置を注意深く見ている。中日双方は共に努力し、大局を維持すべきだ」と指摘した。
この問題は31日、航空自衛隊トップだった田母神・前航空幕僚長が「日本は侵略国家であったのか」と題した懸賞論文で最優秀賞を受賞したことが発覚。論文では「わが国が侵略国家というのはぬれぎぬ」などと主張していた。(翻訳・編集/NN)
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