<続報>最後の拉致中国人、遺体で発見―スーダン

Record China    2008年11月2日(日) 12時7分

拡大

10月31日、在スーダン中国大使館は反政府勢力「正義と平等運動」(JEM)に誘拐された中国人職員のうち、行方が分からなかった最後の労働者の遺体を確認したと発表した。写真は中原油田スーダン公司の油田施設。

(1 / 3 枚)

2008年10月31日、在スーダン中国大使館は反政府勢力「正義と平等運動」(JEM)に誘拐された中国人職員のうち、行方が分からなかった最後の労働者の遺体を確認したと発表した。これで拉致された9人全員の行方が明らかとなった。9人の内、5人が死亡、4人が救出された。11月1日、新華社が伝えた。

その他の写真

10月18日、スーダン西部のダルフール地区に近い施工現場で、大手国営石油会社・ペトロチャイナ(中国石油天然気集団公司:CNPC)のエンジニア3人と作業員6人が誘拐された。犯行は反政府勢力JEMによるもので、同勢力は中国などの石油会社にスーダンから撤退するよう警告していた。

JEMは武装闘争を続ける反武装勢力だが、スーダン外務省は、拉致グループはJEMのメンバーだが政治的、軍事的要求はなく、たんに仕事の機会を求めて犯行に及んだだけとの逃げ出したスーダン人運転手のコメントを紹介している。中国はアフリカ諸国との友好関係を深めており援助プロジェクトなどを実施しているが、従業員の多くは中国人で現地住民の雇用に貢献していないとも批判されている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携