「花火で睡眠妨害」中国幹部訪台を前に市議会議員が発言―台湾

Record China    2008年11月1日(土) 12時13分

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10月31日、海峡両岸関係協会の陳雲林会長の台湾訪問が間近に迫るなか、台北市のある市議会議員が「ホテルの前で花火を打ち上げて一晩中眠れなくしてやる」と嫌がらせを明言したと伝えられた。写真は05年、中国訪問を終えた連戦国民党名誉主席を送る陳会長。

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2008年10月31日、台湾メディアによると、海峡両岸関係協会の陳雲林(チェン・ユンリン)会長の台湾訪問が間近に迫るなか、台湾野党・民進党は反対の圧力を高めている。台北市のある市議会議員は「ホテルの前で花火を打ち上げて一晩中眠れなくしてやる」と嫌がらせを明言した。環球時報が伝えた。

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海峡両岸関係協会とは中国の対台湾窓口機関。そのトップの台湾訪問で、馬英九(マー・インジウ)総統の目指す中台経済関係の緊密化はさらなる進展を見せると予想される。野党・民進党は主権問題をないがしろにしての経済交流に対し警戒心を示し、批判を強めている。

しかし反対運動がエスカレートしているケースも見受けられる。民進党の庄瑞雄(ジュアン・ルイシオン)市議会議員は30日、陳会長が台湾を訪問すれば、突撃隊でホテルに乗り込み、花火を打ち上げて眠れなくしてやると発言した。先日も海峡両岸関係協会の張銘清(ジャン・ミンチン)副会長が民進党市議会議員らに暴行を受けた事件が発生したばかり。中国との友好関係継続を目指す台湾にとって気の抜けない事態となりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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