中国人ビジネスマン大量逮捕、殴殺事件の報復か―ナイジェリア

Record China    2008年11月1日(土) 9時39分

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31日、アフリカのナイジェリア共和国で17日と19日、数十人の中国人ビジネスマンが突然、不法滞在などの疑いで逮捕されていたことがわかった。写真は9月、アモイで行われたアフリカ物産展。

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2008年10月31日、アフリカのナイジェリア共和国で17日と19日、数十人の中国人ビジネスマンが突然、不法滞在などの疑いで国家安全局に逮捕されていたことがわかった。現地メディアは、今月初めに中国広州で発生したナイジェリア人青年殴殺事件の報復と報じている。重慶晩報が伝えた。

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ナイジェリア最大の都市で外資系企業の拠点も多いラゴス市で17日、銃を持った国家安全局の職員がオフィスビル内の中国企業を一斉捜索した。中にはカギを掛けて抵抗した会社もあったが、ドアを蹴破って侵入されたという。この日、最終的に数十人の中国人ビジネスマンが逮捕・連行された。また、19日には同市最大のスーパーマーケットや市場で、国家安全局の職員が再び十数人の中国人を逮捕・連行した。職員はまず、アジア人を片っ端から逮捕した後、中国人でないことがわかるとすぐに釈放していたという。

この件について、ナイジェリア政府は「逮捕された中国人は不法滞在やビザの資格外活動をしていた」と主張。その後、この数十人は1人数十万ナイラ(1ナイラ=約0.9円)の保釈金を支払ってすぐに釈放された。これに対し現地メディアは、「広州で発生したナイジェリア人殴殺事件の報復」として、ゴールデンタイムのニュースで大々的に報じているという。また、在ナイジェリア中国大使館も「連行されたのは事情聴取のためで、逮捕だったとは聞いていない」とコメントしている。(翻訳・編集/NN)

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