2008年10月30日、新浪財経によると、フォーブス中国語版で2008年の中国長者番付が発表された。首位は動物飼料業と金属業で大きく成長した希望集団（グループ）の劉永行（リウ・ヨンシン）氏。

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02年には、劉4兄弟の資産は80億元（約1200億円）を突破、現在中国でもっとも裕福な兄弟となっている。四川省出身で公務員だった劉4兄弟は、1982年ウズラやニワトリを扱う養鶏業からスタートし、その後、希望集団を中国最大の飼料生産・開発企業の1つに成長させた。95年には、劉永行氏は上海に移り、東方希望集団を中国最大の飼料企業にするとともに、アルミ金属業に参入。2008年、劉永行氏の純資産は204億元（約3060億円）で、前年と比べて23億2000万元（約348億円）増加した。

なお、07年に番付1位だった楊恵妍（ヤン・フイイエン）氏は、不動産市場の低迷から3位にランクダウン。株式市場の大幅な下落により、長者番付上位400位の資産総額も、07年の2兆1577億元（約32兆3000億円）から1兆1744億元（約17兆6000億円）と、45％も減少している。番付で首位に立ったこともある玖龍紙業の張茵（ジャン・イン）氏は、07年の資産は253億5000万元（約3802億5000万円）だったが、それが現在ではわずか18億元（約270億円）と、95％減少したという。（翻訳・編集/岡田）