オバマ大統領候補、中国の為替レート操作を批判―米国

Record China    2008年10月31日(金) 11時51分

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29日、米民主党のバラック・オバマ大統領候補が全米繊維団体協議会宛に送った書簡の内容が明らかとなった。オバマ候補は「巨額の対中貿易赤字は中国政府が人民元レートを操作しているため」と批判した。写真は江蘇省の繊維工場。

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2008年10月29日、米民主党のバラック・オバマ大統領候補が全米繊維団体協議会宛に送った書簡の内容が明らかとなった。オバマ候補は「巨額の対中貿易赤字は中国政府が人民元レートを操作しているため」と批判した。30日、環球時報が伝えた。

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極めて安価な中国製品との競争にさらされている米製造業界は、中国が輸出に有利なように為替レートを操作していると批判を続けてきた。ブッシュ政権も中国に人民元レート引き上げを求めてきたが、変動相場制の導入以来人民元レートは上昇しているとはいえ、その速度が極めて緩慢であるとの批判も根強い。

オバマ候補は、中国は輸出への依存を断ち切り内需主導型の経済へと転換するために為替を含めた政策変更が必要だと指摘、大統領就任後は外交手段を通じて政策変更を訴えることを公約としている。(翻訳・編集/KT)

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