列車を臨時停車しパトカーで先導!日本人向け異例の対応に疑問噴出―遼寧省大連市

Record China    2008年10月24日(金) 15時40分

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23日、列車に乗っていた日本人乗客が「飛行機に乗り遅れてしまう」との理由から、予定外の駅で臨時停車したという。この異例の対応を疑問視する意見が噴出している。写真は大連空港。

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2008年10月23日、大連晩報によると、7人の日本人乗客が飛行機に乗り遅れてしまうとの理由から、予定外の駅で列車を1分間臨時停車させるという出来事が8月に起きた。列車のダイヤ混乱がきっかけだったが、遼瀋晩報は、「礼節を以て客をもてなすことを尊ぶ中国人だが、この異例の措置を疑問視する意見が中国国内で噴出している」と伝えた。

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報道によると、8月22日、列車のダイヤが乱れており、日本人乗客一行が乗る列車も予定より大きく遅れていた。列車が遅れたことで、一行は予約していた大阪行きの飛行機には乗れなさそうだった。それを知った列車の車掌は、大連空港と連絡をとり、大連駅で列車を降りて空港に向かえば飛行機に乗れることがわかると、運行予定になかった大連駅での臨時停車を敢行。さらに一行は手配してもらったパトカーで空港まで送り届けてもらい、無事に飛行機に乗ることができたという。

その後、日本に帰国した一行から「列車を予定外に停めてくれるとは、このようなことは他のどの国にもできない」と感謝状が届き、報道された。列車のダイヤが乱れことが背景にあったとはいえ、鉄道の対応について「一般の乗客でも、同じように列車を停めてくれるのか」「海外からの大切な客だということはわかるが、それでもこのような特例は行うべきではないのではないか」「他の乗客は到着がさらに遅れてしまう」など、疑問視する意見が多数出ているという。(翻訳・編集/岡田)

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