人口13億人、一人っ子政策で4年先に―中国

Record China    2008年10月24日(金) 8時27分

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23日、人口・計画出産政策が大きな成果をあげ、中国の人口が13億人に達するまでの時間が4年先に延びたと、国家人口計画出産委員会の責任者が話した。写真は南京の子ども。

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2008年10月23日、中国新聞網によると、国家人口計画出産委員会の李斌(リー・ビン)主任が「改革開放・人口フォーラム」の席で、人口・計画出産政策が大きな成果をあげたことで、中国の人口再生産構造が高出生・低死亡・高増加型から低出生・低死亡・低増加型へ転換されたと指摘した。

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李主任によれば、中国女性の総和出生率は、計画出産を始める前の5.8から1.8前後にまで下がり、中国の人口が13億人に達するのが4年先に延びたと話した。試算によれば、もし計画出産を行っていなければ、中国の資源や環境は大きな障害に直面し、1人あたり耕地面積や食料、森林、水資源、エネルギー資源などが現在と比べて20%以上も減少していたという。

また、中国の人口は2020年には14億5000万人に達し、2033年前後には15億人の壁を突破するとの予測も明らかにされたほか、老齢人口の増加が顕著で、07年には65歳以上の老齢人口は全体の8.1%を占めたが、2020年には11.2%、2040年代には22%、3億2000万人に達するという。(翻訳・編集/岡田)

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