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21日、赤ちゃん用に広く使われていた漢方塗り薬に強力なステロイドホルモンが含まれていた事件で、7か月使用した1歳8か月の女の子に月経が見られた。長期間使用で大腿骨骨頭壊死を起こす可能性もあるという。写真が「苗峰潔膚霜」。
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2008年10月21日、赤ちゃん用に広く使われていた漢方塗り薬「苗峰潔膚霜」に強力なステロイドホルモンが含まれていた事件で、この製品を7か月使用した1歳8か月の女の子に月経が見られたほか、長期間使用することで大腿骨骨頭壊死を起こす可能性が高いことがわかった。北方網が伝えた。
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問題の商品は、貴州省に本社を置く黔東南州苗峰苗族医薬技術有限公司が製造した漢方塗り薬。赤ちゃんの湿疹などに効くとして人気を博していたが、同省衛生当局の調べで強力なステロイドホルモンである「プロピオン酸クロベタゾール」を含有していることが確認された。現地の医者の証言によると、使用した患者の多くがステロイド依存性皮膚症を引き起こし、現在治療を受けている。また、長期間使用することで大腿骨骨頭壊死を起こす可能性が高いこともわかったが、今のところ被害の報告は入っていない。
記事によると、この商品の衛生許可証は「消毒剤」としてのもので、正規の薬品としては認められていなかった。外装に薬効や治療効果などを記載することも許されていないが、これに違反しており、杭州市では7月に衛生当局が商品を全て撤去するよう通達を出していた。貴州省の衛生当局もメーカーに5000元(約7万5000円)の罰金を課し、許可の取り消し手続きを進めているという。(翻訳・編集/NN)
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