学長が官僚化、盗作、腐敗…市場化の陰で衰退する大学―中国

Record China    2008年10月21日(火) 11時8分

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18日、広東省広州市で南京大学の黄健教授が講演会を行った。黄教授は学長が官僚化し金目当てで企業家に教授号を送るなどの腐敗が横行していると強く批判した。写真は重慶大学の大学院修了式。

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2008年10月18日、広東省広州市で南京大学の黄健(ホアン・ジエン)教授が講演会を行った。黄教授は学長が官僚化し金目当てで企業家に教授号を送るなどの腐敗が横行していると強く批判した。19日、羊城晩報が伝えた。

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72歳の黄教授はかつて南京大学副学長を務めたこともある。その経験から中国における大学教育の現状を強く批判した。同教授によると、国家が支出する教育費は1996年以来GDPの4.1%(発展途上国の平均値)を下回っており、明らかに不足しているという。

問題は資金面だけではない。大学の官僚化、学術の腐敗、盗作と剽窃の横行、大学精神の衰退など大学自体の内実も大きな問題を抱えている。1990年代から進められた定員増、大学合併などの改革も表層的なもので、根本的な問題を変えることはできなかった。特に大学教育の市場化が進むなか、「調和の取れた人格を育てる場」としての大学の意義が見過ごされ、「実用的な道具」としての人材を育てる側面ばかりが注目を集めている。

こうした現状を変えるべき学長も教育者というよりは官僚に近い存在で、金目当てに企業家に教授号を与えるといった行為が公然と行われていると黄教授は指摘し、今こそ自由と民主の精神を中核に大学の復興を目指すべきだと主張した。(翻訳・編集/KT)

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