「スターウォーズ計画」で中国の軍事力をけん制―米国

Record China    2008年10月20日(月) 4時11分

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19日、環球時報は、宇宙空間で弾道ミサイルを迎撃するシステムの開発を米政府が推し進めていると伝えた。写真は05年9月、有人飛行展で展示されたミサイルやロケット。

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2008年10月19日、環球時報は、宇宙空間で弾道ミサイルを迎撃するシステムの開発を米政府が推し進めていると伝えた。米国はこの通称「スターウォーズ計画」に1640億ドルを拠出し、弾道弾迎撃ミサイル1000基を配備する計画という。

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英ロイター社は18日、米国会で、その弾道ミサイル防衛システムの研究開発に500万ドルを投じる予算案が可決されたと報じた。9月末にブッシュ米大統領は予算案に署名、研究開発は急ピッチで進んでいるという。

英BBCサイトの18日付記事によると、4年前、ブッシュ米大統領が国防総省に同システムの開発を指示した当時、そのターゲットはイランや北朝鮮が発射する弾道ミサイルだった。しかし米紙ワシントン・タイムズは、このシステムで中国の脅威に対処できるのかと当時から懸念を示していたという。また同紙は、「米政府に提出されたある報告書は、宇宙空間を全面的に利用するなど弾道ミサイル能力を増強することで、日増しに強まる中国の軍事力を監視・けん制するよう要請していた」と報じている。

環球時報のウェブサイト環球網では、同記事についてのアンケート調査を実施、「中国は独自の弾道ミサイル防衛システムを開発すべき?」との設問には、84.77%が「開発すべき」としている。(翻訳・編集/SN)

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