世界最大の傾斜で綱渡り、無念の尻もち断念―湖南市張家界市

Record China    2008年10月21日(火) 15時33分

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18日、新疆ウイグル自治区の綱渡りの名人、賽買提・艾山氏が湖南市張家界市の天門山で世界最大の傾斜角度での綱渡りに挑戦したが、最終地点まであと50mというところでアクシデントが発生し、今回の世界新記録への挑戦を断念した。

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2008年10月18日、新疆ウイグル自治区の綱渡りの名人、賽買提・艾山(サイマイティー・アイシャン)氏が湖南市張家界市の天門山で世界最大の傾斜角度での綱渡りに挑戦。しかし、最終地点まであと50mというところで足を滑らせ鉄鋼製の縄に尻もちをつき、今回の世界新記録への挑戦を断念した。新華社(電子版)が伝えた。

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賽買提氏の今回の挑戦は、傾斜39度の角度で引かれた全長700mの綱渡り。天門山の険しい山間部に引かれた鉄鋼製の綱は、天文山高山観光のロープ・ウエーの最大の難所とほぼ平行に走り、最高高度は440m。

同日午後、数千人の観光客が見守る中、救命道具を一切身につけていない賽さんはわずか3.2mmの綱の上で第1歩を踏み出した。前半はスムーズに進んだが、綱渡りを始めてから49分目、残り50m地点でアクシデントが発生、足を滑らせ綱の上に尻もちをついてしまう。

その後、地上で待機していた消防隊員とロッククライマーが迅速に救助活動を展開。しかし4分後に賽さんは靴をはき換えて綱渡りを続行すると主張。賽買提の師匠と父親から安全第一を理由に挑戦中止が宣言された。尻もちから1時間以上経って、賽さんは無事救出された。健康状態は良好だという。(翻訳・編集/汪葉月)

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