<中国食品>安全性強化へ、米FDAが初の海外事務所へ―北京市

Record China    2008年10月18日(土) 6時58分

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17日、米食品医薬品局(FDA)が年末までに初の海外事務所を中国などに開設するという。海外からの輸入食品や薬品の安全性を強化するのが狙いだ。写真は江西省南昌市の乳製品メーカー。工商局が招いた100人の消費者が安全検査に立ち会った。

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2008年10月17日、英BBC放送の中国語版は、米食品医薬品局(FDA)が年末までに初の海外事務所を中国などに開設すると報じた。海外からの輸入食品や薬品の安全性を強化するのが目的とされている。

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FDAは中国のほか、インド、欧州、ラテンアメリカにも事務所を開設する予定。現地に職員が常駐し、輸出用の食品や薬品が米国の安全基準を満たしているかどうかを調べる。将来的には現地に専門の検査員を養成したい考え。年末に北京事務所を開設した後、来年には上海広州などにも増やす予定という。

米保健社会福祉省(HHS)のマイク・レービット長官は、最近は発展途上国が先進国に輸出する傾向が増えていると指摘した上で、「FDAが海外事務所を増やすことはお互いの利益につながる」と述べた。最近、中国で食品や薬品に有害物質が混入する事件が多発していることから、米国内でも早急な安全対策を求める声が高まっていたようだ。(翻訳・編集/NN)

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