安倍首相が平昌開会式不参加へ、韓国メディアは「慰安婦方針への腹いせ」「無視戦略」と批判、ネットからは懸念の声も

Record China    2018年1月11日(木) 14時40分

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11日、韓国政府が15年末の日韓慰安婦合意に対する新方針を発表したことを受け、安倍晋三首相は2月に行われる平昌五輪開会式への出席を見送る方針を固めた。写真は平昌五輪の会場。

2018年1月11日、韓国政府が15年末の日韓慰安婦合意に対する新方針を発表したことを受け、安倍晋三首相は2月に行われる平昌五輪開会式への出席を見送る方針を固めた。韓国メディアが日本メディアの報道を基に一斉に報じた。

報道によると、日本政府は韓国政府が要請していた安倍首相の平昌五輪への参加について、見送る方向で検討を進めている。これに関し、日本政府関係者は「韓国政府が(慰安婦)合意の問題点を指摘し、慰安婦少女像が次々に設置されている状況の中で、安倍首相が平昌五輪のために訪韓することはないとみられる」と述べたという。

これを複数の韓国メディアは「安倍、韓国の慰安婦発表に不満」「“慰安婦に無視戦略”の安倍」「韓国の再検討への“腹いせ”」などの見出しで批判的に伝えている。

韓国のネットユーザーからも「日本は器が小さい」「韓国に来てもどうせ歓迎されない」「嫌なら来なくていい」「損するのは日本だ。自ら世界の仲間外れになろうとしているのだから」「安倍首相が来ないなら、平昌五輪は韓国人にとって、世界のメディアに慰安婦問題を深く説明する良い機会になる」など冷ややかな反応が寄せられている。

一方で「世界大会なのに一番近い国の首相が不参加なんてあり得ない。世界的な恥さらしだ」と懸念する声や、「慰安婦問題の解決には安倍首相の謝罪が必要なの?10億円をもらったのだからもう十分では?合意を破棄するわけでもなく、ただ日本との関係が悪くなっただけ」「五輪が終わった後に発表すればよかったのに。北朝鮮に弱く、日本に強く出るなんて、韓国政府の外交はアマチュアレベル」「北朝鮮と違い、日本との関係が破綻すれば韓国経済は深刻なダメージを受ける。優先順位が分からないの?」など韓国政府に対する不満の声も少なくない。(翻訳・編集/堂本

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