<金メダリスト暴行事件>暴行否定に記者が「全て録音済み」と反論―中国

Record China    2008年10月17日(金) 17時19分

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16日、北京五輪金メダリストの王皓(ワン・ハオ)選手が北京市内でガードマンに暴行を加えたとされる事件で、「けんか」を否定する中国卓球協会の主張に対し、第一報を伝えた記者が「全て録音してある」とブログで反論した。写真は王選手。

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2008年10月16日、北京五輪金メダリストの王皓(ワン・ハオ)選手が北京市内でガードマンに暴行を加えたとされる事件で、「けんか」を否定する中国卓球協会の主張に対し、第一報を伝えた記者が「全て録音してある」とブログで反論した。新聞晩報が伝えた。

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反論しているのは、京華時報の任冠軍(レン・グワンジュン)記者。事件があったとされる9日夜は当直で、現場にいた関係者から直接通報を受けた。到着した頃にはすでに「暴行」は終わっていたが、すぐに近くにいた同僚ガードマン数人を取材。すると「用を足そうとしたのを止めたら、4回蹴飛ばされた」「車からスパナを持ち出して威嚇した」「車には女性が同乗していた」などの証言を得ることが出来た。これらは全て録音済みだという。

その後、騒動の舞台は近くの派出所に移され、任記者も直行。そこで、被害にあったガードマンから直接話を聞くことに成功した。付き添っていた駐車場の女性管理人によると、王選手は当初、「2000元(約3万円)で示談」を持ちかけてきたが、結局一銭も支払われなかった。任記者は、「所属クラブは払ったと言っているが、事実無根」と非難している。

任記者は、反論の理由として「記者としての尊厳を守るため。自分の報道は間違っていない」と綴っている。王選手側の否定に対しては、「全て録音してある」と全面対決も辞さない姿勢を示した。(翻訳・編集/NN)



   

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