<汚染粉ミルク>依然5800人が治療中、死亡例には歯止め―中国

Record China    2008年10月16日(木) 16時54分

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15日、中国衛生部の報告によると、汚染粉ミルクに絡んで現在も医療機関で治療を受けている乳幼児が、同日までに全国で5824人にのぼったことがわかった。9月以来、死亡例は報告されていない。写真は「検査済み」シールを付して販売されている粉ミルク。

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2008年10月15日、中国衛生部の報告によると、汚染粉ミルクを飲用して現在も医療機関で治療を受けている乳幼児が、同日までに全国で5824人にのぼったことがわかった。中国新聞社が伝えた。

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一連の事件は、国内大手乳製品メーカー・三鹿グループ製の粉ミルクなどを飲用した乳幼児らに腎臓結石や尿路結石が多発し、先月から本格的に社会問題として注目された。粉ミルクは合成樹脂の原料となる有機化合物・メラミンが混入しており、これは製品のタンパク質含有量を高く見せるために意図的に入れられたものと見られている。

現在も治療中の乳幼児のうち、6人が重症。なお、これまでに累計で4万3603人が回復し、退院しているが、15日には新たに203人が入院措置となっている。また、先月以来、新たな死亡例は報告されていない。(翻訳・編集/愛玉)

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