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15日、日本で初めて中国版ロミオとジュリエット「梁祝(リャンチュウ)」が舞台で上演されることが分かった。写真は8月、江蘇省南通市で行われた越劇「梁祝」。
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2008年10月15日、日本で初めて中国版ロミオとジュリエット「梁祝(リャンチュウ)」の舞台公演が行われることが分かった。
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「梁祝(梁山伯と祝英台)」は、中国人なら誰でも知っている中国四大民間伝説のひとつ。主人公、梁(男性)、祝(女性)、二人の有名な悲恋の恋物語である。幼いころから聡明で勉強好きな祝英台は、学問を修めるために男装して家を出た。学校への道のりで、勉学を志す梁山伯と知り合い、義兄弟の契りを結ぶ。二人の間にはいつしか恋心が芽生えるが、祝の父に結婚を反対され、梁は悲嘆に暮れ死んでしまう。祝は梁の後を追い、二人は一対の大きな蝶として青空に飛翔していくというラブストーリーである。
中国民話劇「梁祝」公演実行委員会代表であり、元共同通信社記者の古野浩昭氏はこのほど刊行された『紹興日記―胡蝶の夢、戯曲「梁祝」公演へ』(日本僑報社)で、中国紹興への留学を通して「『梁祝』が1600年もの星霜を経て、今日まで中国人のこころの中で生き続けていることを確信した」と語る。
「ストーリーを知った時から、いつか日本でも上演されることを願っていた」という古野代表は、「梁祝」を戯曲化し、公演準備を行っている。同名の日本語劇は来年、日本各地で上演されることになる。古野氏は、「梁祝」公演を通して日中文化交流と相互理解に役立つことを願っている、と語っている。(編集/TH)
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