<訃報>「経営の神様」王永慶氏が死去、米国視察中に―台湾

Record China    2008年10月16日(木) 18時20分

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15日、台湾で「経営の神様」と呼ばれる台湾プラスチックグループ(台塑集団)の創始者、王永慶氏が視察先の米ニュージャージー州の病院で心筋梗塞のため亡くなった。享年92歳。写真は06年の王氏。

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2008年10月15日、台湾のテレビ局TVBSによると、台湾で「経営の神様」と呼ばれる台湾プラスチックグループ(台塑集団)の創始者、王永慶(ワン・ヨンチン)氏が、視察先の米ニュージャージー州の病院で心筋梗塞のため亡くなった。享年92歳。中国新聞網が伝えた。

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王氏は11日、夫人と子供達を連れて金融危機に揺れる米国を訪れた。台湾への余波を心配していたという。現地では傘下工場の視察を精力的に行った。ところが15日朝(米東部時間)になって体調が悪くなり、ニュージャージー州の病院に搬送されたが9時38分(同)に死去した。遺体は16日晩(同)、台湾に空路で戻される。

王氏は16年1月、台北市生まれ。貧しい家庭に育ち、15歳で学校を中退して丁稚奉公に出る。54年に台湾プラスチックグループ(台塑集団)を設立し、台湾最大の民間企業に育て上げた。資産総額は1兆5000億NT(約4兆6100億円)に上ると言われている。(翻訳・編集/NN)

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