<中華経済>ASEANが第3の貿易パートナーに―中国

Record China    2008年10月17日(金) 11時9分

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15日、中国とASEANの経済関係が強化されており、将来は中国にとってASEANがアメリカ、日本に次ぐ、第3の貿易パートナーになる可能性が高いという。写真は22日から南寧で開かれる第5回中国・ASEAN博覧会の「国礼」。

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2008年10月15日、中国新聞社によると、ASEAN(東南アジア諸国連合)ビジネスの専門家である許寧寧(シュー・ニンニン)氏が取材に答え、近年来、中国とASEANの戦略的パートナーシップが強化されており、将来は中国にとってASEANがアメリカ、日本に次ぐ、第3の貿易パートナーとなる可能性が高いと話した。

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許氏が中心となって編集された「中国・ASEAN経済貿易協力報告」によれば、07年、ASEANと中国で全世界の輸出総量の15.3%を占めており、アジアの輸出量の過半数を占めたという。また、ASEANと中国の貿易額はASEANの貿易総額の10.6%を占め、同時に中国の貿易総額の9.3%を占めており、名実ともに、双方にとって重要な貿易パートナーとなっている。許氏によれば、08年上半期の中国とASEANの貿易額は1158億ドル、前年同期比25.8%増になっており、米中(12.6%増)と日中(7.9%増)を上回る伸び幅となっている。

さらに、許氏によれば、09年1月1日からは、中国とASEANの間で多くの製品について関税率の大幅な引き下げが行われる。およそ9割の製品に関して関税が撤廃され、中国とASEANのパートナーシップはいっそう強化されるという。

10月22日から25日にかけては、広西チワン族自治区の南寧市で第5回中国・ASEAN博覧会と第5回中国・ASEANビジネス投資サミットが開催される予定になっている。(翻訳・編集/岡田)

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