「咳止め薬」中毒が拡大、多くが未成年―広東省深セン市

Record China    2008年10月16日(木) 14時9分

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13日、広東省深セン市で長期間服用すると中毒になる恐れがあることから市販が禁じられている「咳止めシロップ」が違法に販売され、未成年の中毒患者が多発していることがわかった。写真は蘭州のクラブで流行している咳止めシロップを使った飲み物や薬物。

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2008年10月13日、広東省深セン市で長期間服用すると中毒になる恐れがあることから市販が禁じられている「咳止めシロップ」が違法に販売され、未成年の中毒患者が多発していることがわかった。深セン商報が伝えた。

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問題になっているのは、「聯邦」ブランドの咳止めシロップ。リン酸コデインが成分として入っており、依存性が高い。中学生の間では「貴族飲料」と称したコーラ割りが流行し、未成年の中毒患者が後を絶たないという。中には毎日7〜8本も常飲している17歳の女子高生もいた。

同省総隊医院心理科青少年薬物依存治療センターの何日輝(ハー・リーホイ)主任によると、同センターではこれまでに600人以上の患者を収容した。うち深センからの患者は200人近くに上り、全体の4分の1。その多くが20歳前後で、87%が中学時代から服用を始めている。何主任によると、深セン市ではこれまで処方薬にも関わらずコンビニなどで簡単に手に入っていたという。(翻訳・編集/NN)

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