日本での「過酷な研修」、脱走女性を派遣元が訴える―浙江省

Record China    2008年10月16日(木) 11時48分

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14日、日本で研修生として働いていた浙江省金華市の女性4人が今年5月、過酷な肉体労働に耐えかねて集団脱走した事件で、杭州市上城区人民法院(地裁)は派遣元が4人に損害賠償を求めた訴訟に対する審理を行った。写真は江蘇省公正処。

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2008年10月14日、日本で研修生として働いていた浙江省金華市の女性4人が今年5月、過酷な肉体労働に耐えかねて集団脱走した事件で、杭州市上城区人民法院(地裁)は派遣元である浙江省対外服務公司が4人に損害賠償を求めた訴訟に対する審理を行った。中国新聞網が伝えた。

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事件は06年10月、女性研修生4人が同公司と契約を交わし日本で研修を始めたが、過酷な重労働に耐え切れず集団脱走したというもの。同公司側は「契約違反」だと主張し、4人とその保証人を相手取り違約金として13万4000元(約200万円)の支払いを求めている。4人のうち2人は今も行方不明。日本で不法就労をしていると見られている。あとの2人は強制送還された。うち1人は、「日本での恐ろしい研修生活」について「パスポートは取り上げられ、電話もかけることも許されなかった。毎日機械のように働かされて辛かった」と話している。

同公司出国サービスセンターの劉世杰(リウ・シージエ)社長によると、同省では毎年5000〜6000人が研修生として日本に行っているが、今回のような脱走事件は初めてだという。(翻訳・編集/NN)



   

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