<中国製品>「ニセモノは文化」?消費者心理の変革こそ安全への道―中国紙

Record China    2008年10月16日(木) 17時12分

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15日、上海商報はコラム「ニセモノは中国文化か?」を掲載し、汚染粉ミルク問題など中国製品の品質問題改善には文化そのものを変える必要があると主張した。写真は北京市で販売されていたニセブランド品。

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2008年10月15日、上海商報はコラム「ニセモノは中国文化か?」を掲載し、汚染粉ミルク問題など中国製品の品質問題改善には文化そのものを変える必要があると主張した。

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それによると、今や「ニセモノ」は中国の代名詞的存在だ。腕時計、バッグ、CDなどありとあらゆるニセモノが市場にあふれている。中国を訪問した外国人がおみやげにニセブランド品を買いあさることからもわかるとおり、中国ニセモノ製品は安価なだけではなく品質も本物に劣らない。

なぜニセモノがこれほど流行するのかと考えるならば、その製造で被害を受けるのはオリジナル製品のメーカーであって消費者ではないということが挙げられると同コラムは指摘する。しかし、問題となっている汚染粉ミルク問題など人の命にかかわる食品問題を考えてみれば、まがい物を受け入れる文化は最終的に消費者の安全を損なってしまうものであり、問題の根源であるニセモノ文化そのものを徹底的に変える必要があると主張している。(翻訳・編集/KT)

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