<中台>中国が外交休戦に前向き、国交“乗り換え”を辞退―台湾紙

Record China    2008年10月15日(水) 15時25分

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14日、中国国民党の呉敦義秘書長は、「中国は両岸(中国と台湾)外交の休戦に前向きな姿勢を見せ始めた。ある国が最近、台湾と断交し中国との国交樹立を申し出たが断ったそうだ」とコメントした。写真は5月、南京の中山陵を訪れた呉伯雄・中国国民党主席一行。

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2008年10月14日、台湾「中央通訊社」によると、中国国民党の呉敦義(ウー・ドンイー)秘書長は、「中国は両岸(中国と台湾)外交の休戦に前向きな姿勢を見せ始めた。ラテンアメリカのある国が最近、台湾と断交し中国との国交樹立を申し出たが、断ったそうだ」とコメントした。

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呉秘書長がロイター通信の取材に答えた。記事によると、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が5月、「北京側と国交国を取り合うつもりはない」と述べてから、中国は台湾と国交がある国からの“乗り換え”の申し出を遠まわしに断っている。呉秘書長は、「相手には『ゆっくり行きましょう』と婉曲な言い方で断ったと聞いている」と語った。

だが一方で、呉秘書長は「中国がこの路線を続けていくのか、もう少し様子を見る必要がある」と慎重な態度も見せた。また、北京で開催される次回の「国共フォーラム」では台湾の国際活動の拡大についても話し合われると見られるが、「中国側がこれ以上阻む理由はないだろう。理解を示してくれることを期待する」と強調した。(翻訳・編集/NN)

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