同一病院で立て続けに4件の医療事故、国が原因究明へ―福建省三明市

Record China    2008年10月15日(水) 16時58分

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08年9・10月の2か月間に福建省三明市の病院で連続して4件もの医療事故が発生し、患者4人が死亡した。国が事故の原因究明に乗り出している。写真は中国衛生部。

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2008年10月14日、新華社によると、福建省三明市第2医院で2か月の間に連続して4件もの医療事故が発生し、患者4人が死亡した。

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病院側の説明によれば、医療事故は9月3日、9月18日、9月24日、10月10日に起きた。9月3日、26歳の男性が入院。急性虫垂炎と診断し、硬膜外麻酔により手術が行われたが、手術中に突然呼吸と動悸が乱れ、9月26日に死亡した。9月18日には、44歳の女性が子宮筋腫により摘出手術を受けたところ、手術後に呼吸が停止し、9月26日に亡くなっている。

9月24日、3歳の男の子が左足太ももの麻酔手術を受けたところ、呼吸と動悸が突然乱れ、肺水腫があらわれ、手術の7時間後に死亡。10月10日にも、29歳の男性が全身麻酔による頭蓋骨修復手術を受け、気管挿管後まもなく心臓が停止。手術から19時間後に死亡した。

医療事故の連続発生を受け、三明市委員会と市政府は市衛生局、食品薬品監督管理局および専門家による事故調査委員会を組織し、事故への対応と調査を行っている。また、国家衛生部も専門家を派遣し、医療事故の原因究明に乗り出しているという。(翻訳・編集/岡田)

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