<環境>回復技術を!「死の湖」のヒ素汚染対策を公募―雲南省

Record China    2008年10月14日(火) 10時32分

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13日、雲南省政府は湖のヒ素汚染問題に関し先進的な技術での環境回復を図るべく、「ヒ素の除去及び水質回復プラン」を公募すると発表した。写真は「死の湖」と化した陽宗海。

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2008年10月13日、雲南省政府は湖・陽宗海のヒ素汚染問題に関し先進的な技術での環境回復を図るべく、「ヒ素の除去及び水質回復プラン」を公募することを発表した。13日、中国新聞社が伝えた。

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陽宗海は雲南省9大高原湖に数えられる風光明媚なリゾート地。中国では水質汚染が深刻化しているが、同湖は2002年以来6年連続で優良と認定されるなどその美しい水で知られていた。しかし異変が起きたのは今年6月のことだった。近隣の化学工場が未処理の排水を垂れ流したことにより地下水を通じて大量のヒ素が湖に流入、飲用水としてはもちろんのこと、遊泳や魚釣りもできない「死の湖」となってしまった。

雲南省政府はかつての美しい湖を取り戻すべく先進的な対策を導入しようと、湖のヒ素濃度を減少させ水質を改善させるプランを国内外から公募することを発表した。なお環境保護部門は水質を3類以上に回復させるには最短でも3年以上が必要と推定している。(翻訳・編集/KT)

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