黄河水源地の湿地面積、14年で4万平方km縮小―中国

Record China    2008年10月13日(月) 18時17分

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11日、黄河水源地の湿地に関する専門家の最新研究報告によると、04年までの14年間、湿地面積が年々縮小し、その縮小面積は4万平方キロメートルに達したことが分かった。写真は「黄河の貯水池」と称される甘粛省のマチュ(瑪曲)湿地。

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2008年10月11日、黄河水源地の湿地に関する専門家の最新研究報告によると、2004年までの14年間、湿地面積が年々縮小し、その縮小面積は4万平方キロメートルに達したことが分かった。新華社(電子版)が伝えた。

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黄河水源地を撮影した1990年、2000年、2004年の衛星リモートセンシング画像を比較した結果、38万平方キロメートルだった湿地面積が04年には34万平方キロメートルに縮小していることが判明、年平均2800万平方キロメートル以上縮小していることになる。2000年までの10年間は年平均2300平方キロメートル以上縮小、その後の4年は年平均4200平方キロメートル以上縮小し、縮小速度は先の10年の1.8倍となった。

2005年以降、黄河水源地の湿地の変化について研究している青海省気象研究所によると、黄河水源地の湿地は主に湖沼湿地で、湖沼とその湿地面積は全体の92%以上を占め、割合の少ない河川湿地も合わせその面積は縮小傾向にあり、その速度も加速している。1990年と04年を比較すると、湖沼の面積は10%減、河川面積は22%減で縮小幅は最大となった。(翻訳・編集/汪葉月)

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