<続報>中国人ツアー客ら税関で足止め、現地政府が謝罪―サイパン島

Record China    2008年10月10日(金) 11時36分

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サイパン島を訪れた中国人観光客らが到着後の空港で厳しい取調べを受け、数時間にわたって足止めされた問題を受け、サイパン島の属する北マリアナ諸島政府が謝罪を表明した。写真は台湾ツアー帰りの中国人旅行客。

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2008年10月9日、サイパン島を訪れた中国人観光客らが到着後の空港で厳しい取調べを受け、数時間にわたって足止めされた問題を受け、サイパン島の属する北マリアナ諸島政府が謝罪を表明した。上海市旅游主管部が同日、発表した。中国新聞社の報道。

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今月5日、上海からサイパン島へ向った中国人旅行客約200人のうち63人が到着後、米麻薬取締局や空港税関によって厳しい取調べを受け、3時間も足止めされた。最終的に彼らの携行品からは何も発見されず、旅行客らは不満を訴えた。

ツアーを主催した旅行会社は現地の旅行会社を通じ、観光当局に抗議を申し入れたため、現地でもこの騒動が話題となった。事態を受け、北マリアナ諸島政府は6日、臨時会議を招集。7日に中国人ツアー客らが帰路便に乗り込む際、北マリアナ諸島観光局局長、税関長らが空港へ赴き、出国手続きが順調に行われるよう見守った。

その後、北マリアナ諸島政府総督と観光局局長はそれぞれ、上海市旅游委員会とツアー会社に対し謝罪し、今回の事件について遺憾の意を示すと共に、このような騒動が再発しないよう努めることを表明した。(翻訳・編集/愛玉)

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