<中華経済>大型旅客機メーカーを目指す中国

Record China    2008年10月9日(木) 8時21分

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7日、上海市で中国初となる旅客機のアフターサービスを担当する上海航空機クライアントサービス有限公司が設立された。写真は中国自主開発の小型旅客機・ARJ21。

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2008年10月7日、上海市で中国初となる大型旅客機、小型旅客機のアフターサービスを担当する上海航空機クライアントサービス有限公司が設立された。大型旅客機の研究開発センター、製造センターとあわせ、開発、製造、アフターサービスの体制が整ったことになる。中国新聞社が伝えた。

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それによると、世界の工場として目覚ましい経済成長を続けている中国だが、主要特許を先進国に握られ付加価値の低い製造業が産業の中心となっている。経済成長を持続するためには産業構造の転換が不可欠と考えられている。その悲願を託されているのが航空業界だ。すでに中国自主開発の小型旅客機ARJ21が完成し、年内にも初飛行を行う予定だ。今回、サービス会社が設立されたことから大型旅客機分野への進出体制が着々と整えられていることがうかがえる。

ボーイング社、エアバス社の寡占体制を崩すのは容易なことではないが、今後20年間で3000機以上の航空機が購入され、世界第2の航空機マーケットになると予想されている巨大市場を背景に世界進出を狙っている。(翻訳・編集/KT)



   

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