<汚染粉ミルク>「事件を教訓に」、乳製品の安全管理条例を採択―中国

Record China    2008年10月7日(火) 10時37分

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6日、中国の温家宝首相が主催した国務院常務会議は、一連の汚染粉ミルク事件を受けて起草された「乳製品品質安全監督管理条例案」を採択した。写真は、上海「光明乳業」の乳牛飼育場。

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2008年10月6日、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が主催した国務院常務会議は、一連の汚染粉ミルク事件を受けて起草された「乳製品品質安全監督管理条例案」を審議、採択した。新華網が伝えた。

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会議では、一連の汚染粉ミルク事件により、中国は食品業界全体の信頼と名誉を失ったと指摘。今回の草案採択により、乳牛の飼育から牛乳の製造、出荷、輸出等各過程において品質管理制度が強化される。また、乳製品に有害物質を混入したり、乳幼児用粉ミルクの安全制度に違反したりした場合には、刑事責任が追及され、厳しく処罰されることも定められた。

会議ではこのほか、事件発生後、政府や各関係部門の速やかな対応が奏功し、事態はすでに収拾の方向に向かっていることが強調された。(翻訳・編集/NN)

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