2008年10月6日、6日付中国証券報によると、中国の鉄鋼4社はこのほど、10月の鉄鋼生産量を20％引き下げることで合意した。需要縮小で下落基調にある鋼材価格の維持と、鉄鉱石やコークスなどの原材料高によるコスト増の抑制が狙いとみられる。

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協調減産で一致したのは首都鋼鉄集団、河北鋼鉄集団、山東鋼鉄集団、安陽鋼鉄。減産と同時に原材料の在庫消化に努め、輸入を含む原材料買い付けを減らすことでも合意した。業界サイト「我的鉄鋼」（Mysteel）によると、国慶節連休前の国内の鋼材価格の下落幅は前年同期比5％以上。鉄鋼各社の収益力を大きく圧迫している。（翻訳・編集/HI）