2008年10月5日、汚染粉ミルクの懸念が高まる中国で、母乳育児に切り替える母親の増加とともに「催乳師」の人気も急上昇している。華商網が伝えた。

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催乳師とは、日本の助産師のように母乳マッサージを施術する専門家。その爆発的な需要拡大は、母乳の出が悪い新米ママが多いことが要因のようだ。施術費は1時間あたり300元（約4500円）。催乳師の周さんによれば、汚染粉ミルク事件の発生で1か月30件程度だった予約数が倍増したという。「国慶節（建国記念日）の大型連休期間、最も多い日で4軒のお宅をはしごしました」と周さん。

「マッサージは、乳房の張りや母乳不足に効果的」と産婦人科の看護師は言う。しかし、母乳の分泌は、マッサージだけでなく普段の食生活、母親の情緒なども影響する。そのため、プロの施術を頼むなら、食生活や精神バランスにも気を付けるよう助言している。（翻訳・編集/SN）