韓国人の「最も嫌いな国」は日本、でも「最も見習うべき国」も日本

Record China    2008年10月5日(日) 5時1分

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3日、中国新聞社は韓国紙「中央日報」に掲載された世論調査の結果をもとに、「韓国の最も嫌いな国は近隣3か国、対日感情は愛憎半々」と題する記事を掲載した。写真は06年5月、北京でのモデルコンテストに参加した日中韓3か国のモデル。

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2008年10月3日、中国新聞社は韓国紙「中央日報」に掲載された世論調査の結果をもとに、「韓国の最も嫌いな国は近隣3か国、対日感情は愛憎半々」と題する記事を掲載した。

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韓国人が選ぶ「最も嫌いな国」1位は日本で、回答は昨年の38%から57%に増加。2位は中国(13%)、3位は北朝鮮(10%)。ちなみに「最も見習うべき国」でも日本は1位(24%)で、続いてアメリカ(18%)、ドイツ(9%)の順。同世論調査は例年実施されているが、「最も嫌いな国」と「最も見習うべき国」の2項目で日本が同時に1位となったのはこれが初めて。

今回の世論調査は、韓国人の複雑な対日感情が現れた結果と言える。竹島(韓国名:独島)問題をめぐって「最も嫌いな国」に日本を選ぶ回答が急増したが、それは一時的な現象にすぎず懸念の必要はさほどないと見られる。しかし、「最も見習うべき国」に日本を選んだ回答が27%から24%に減少したことについては留意せねばならないと同紙は指摘する。

向き合えば互いの欠点ばかりをみているが、国際社会全体をみると日韓両国はやはり非常に似ている。両国ともに輸出主導型経済。深刻化する少子高齢化問題、派遣労働や臨時雇用の増加による格差問題など似たような課題を抱えている。「日本がいかに対応するのか」。韓国側としては、成功も失敗も日本を参考にしたいのだろう。

ソウル五輪、ワールドカップ日韓大会、韓流の影響で日本人の対韓感情は大幅に改善されつつある。しかし、反韓・嫌韓感情が根強く残るのも事実。日本人の韓国の見方は「好き」「嫌い」二極化の傾向を示していると同紙はまとめている。(翻訳・編集/SN)

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