2008年10月1日、乳幼児用の粉ミルクに端を発した乳製品のメラミン汚染問題を受け、山東省済南市のあるスーパーでは、商品の「絶対安全」を保証する陳列方法が執られた。

ネスレ製粉ミルクの陳列棚には、省機関による「検査報告書」が買い物客の目の届くところに置かれている。閲覧も自由で、品質検査の結果が合格であったことをしっかりと理解してもらう目的。

一連の問題を受け、消費者の目も厳しくなっている折、各メーカーとも売り上げ回復にはさまざまな策を練っているようだ。(翻訳・編集/愛玉)