建国記念日「国慶節」、全国に40万人の「国慶さん」―中国

Record China    2008年10月1日(水) 13時54分

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10月1日、中華人民共和国が成立して59年目を迎えた。中国全土に「国慶」という名の人は40万人いるが、名前は同じでも年代によって行動の方向性に大きな違いがあるという。写真は国慶節の飾りつけがされた天安門広場。

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2008年10月1日、中国は59回目の建国記念日「国慶節」を迎えたが、国民身分証番号照会サービスセンターの発表によると、「国慶」という名の人は中国全土におよそ40万人いる。広州日報が伝えた。

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全国40万人の「国慶さん」も国慶節を祝ったが、この「国慶」という名前は50年代、60年代生まれの人に比較的多い。1949年10月1日、天安門広場で毛沢東により中華人民共和国の成立が宣言されて以来、新中国の建国にちなんで名づけるケースや、新中国の発展を期待して名づけるケースなど様々だが、名前は同じでも、50年代生まれの人と、60年代生まれの人との間では、その行動の方向性に大きな違いがあるのだという。

中山大学政務学院の助教授で広東省人口学会理事の袁政(ユエン・ジョン)氏によれば、50年代生まれの人は自然災害や政治的な荒波の中で育ってきたため、堅実で安定した生活を求める傾向が強く、60年代生まれの人ほど「夢を見ない」のだという。

一方、60年代生まれの人は、改革開放政策により、国の経済発展とともに歩み、豊かな生活を享受し、固定観念からの脱却へとすすんだ世代だと袁氏は指摘、50年代と60年代との間で大きな変化が見られるとしている。(翻訳・編集/岡田)

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