日本企業が20億円出資、清華大に「電子工程館」建設へ―北京市

Record China    2008年9月28日(日) 11時0分

拡大

25日、日本の半導体大手・ロームと中国の清華大学が「清華ローム電子工程館」を共同建設し、半導体などの研究開発と学術交流関係を強化することで合意した。写真は清華大学科学技術園。

(1 / 7 枚)

2008年9月25日、日本の半導体大手・ローム株式会社 (本社・京都市右京区)と中国の清華大学が「清華ローム電子工程館」を共同建設し、半導体などの研究開発と学術交流関係を強化することで合意した。ロームが20億円を出資する。26日付で中国新聞社が伝えた。

その他の写真

清華ローム電子工程館の延床面積は約3.3万平方メートル。09年に着工し、3年以内の完成を目指す。同館には半導体デバイスやLSIの研究・開発スペース、産学連携のための国際交流施設などが設けられ、日中双方の科学研究、人材育成、学術交流の強化を推し進める。

清華大学とロームは06年に「包括的産学連携契約」に正式合意しており、電子デバイスの共同研究・開発を行ってきた。在中国日本大使館の片山和之公使は25日に行われた式典で、「清華ローム電子工程館は科学研究、学術交流の場となる。日中両国の青年の交流に一役買い、両国国民の友情の証となるだろう」と述べた。(翻訳・編集/汪葉月)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携