<神舟7号>宇宙で初の中華料理、食事は3人が交代で―中国

Record China    2008年9月25日(木) 21時41分

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25日、中国初の船外活動を予定している有人宇宙船「神舟7号」の飛行士は、80種類の豊富なメニューから宇宙食が選べる。本格的な中華料理も味わえるという。写真は「神舟7号」の乗組員。

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2008年9月25日、新華社サイト「新華網」は有人宇宙船「神舟7号」で飛行士に提供される宇宙食について紹介。

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航天食品栄養代謝研究室の陳斌(チェン・ビン)主任は、船外活動を行う神舟7号の飛行士にはガスを体内で発生させやすい豆類や乳製品は適さないと話す。同時に体力消耗の激しい彼らには高カロリー食品が必要だという。

また神舟5号と6号に比べて、神舟7号の宇宙食はメニューがより豊富になり、主食、副食、スープ、飲料など80種類の中から選ぶことができる。缶詰の宇宙食には中華料理も含まれており、地上で食べる味と変わらないという。殻をむいたエビや冷凍乾燥の果物、十数種類の飲み物も積み込まれているとのこと。

宇宙食の容器の強化と加熱設備の充実で、飛行士は暖かくておいしい料理を味わえるように。船内に積み込まれた食料は5日分で、1人当たり1日平均約1.2kg。厳しいスケジュールのため、食事は3人が交代で取るという。また宇宙では人間の味覚は鈍るため、神舟6号の聶(ニエ)飛行士は辛くてにんにく味のものが、費(フェイ)飛行士はエビや牛肉煮込み、チャーシューがおいしかったと話している。(翻訳・編集/本郷)

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