2008年9月23日、発射を25日に控えた中国の有人宇宙船・神舟7号だが、乗組員による船外活動、つまり中国人初の宇宙遊泳は27日に行われる予定であることがわかった。神舟プロジェクトのチーフ設計士・顧逸東(グー・イードン)氏が、甘粛省酒泉市の衛星打ち上げセンター・東風航天城での会見で明かした。蘭州晨報の報道。

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神舟は中国の有人宇宙船開発プロジェクト。2003年、5号が初の有人宇宙飛行に成功、05年には宇宙飛行士2人を乗せた6号の打ち上げも成功した。25日に打ち上げられる7号では3人の飛行士が搭乗、初の宇宙遊泳が注目されている。

顧氏によると、神舟7号は打ち上げ翌日の26日に飛行軌道を確定する。さらにその翌日の27日に宇宙遊泳を実行する運びとなる。専門家によると、乗務員が船外活動を行うには、高度300kmを通過してから一定時間を置き、宇宙環境に身体を慣らす必要がある。(翻訳・編集/愛玉)