<汚染粉ミルク事件・関連>豆乳売上5割アップも“飲み過ぎ”には要注意―北京市

Record China    2008年9月24日(水) 12時15分

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23日、汚染粉ミルク事件発生後、北京市の各所スーパーで豆乳の販売量が約5割ほど伸びをみせている。朝食時や就寝前に牛乳を飲む習慣のある市民の動きに変化が出始めているようだ。写真は豆乳売り場。

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2008年9月23日、北京市西部にあるスーパー・超市発(チャオシーファー)の店舗では、先週は豆乳を購入する客が増加傾向にあったが、現在はほとんどの客が袋入り豆乳をまとめて購入しているという。他のスーパーでも豆乳の販売量が約5割ほど伸びをみせており、汚染粉ミルク事件発生後、朝食時や就寝前に牛乳を飲む習慣のある市民の動きに変化が出始めているようだ。24日、北京晩報が伝えた。

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超市発、京客隆(ジンコーロン)、ウーマート(物美)など多くのスーパーの豆製品販売エリアでは、豆豆厨、福禾、白玉といったブランドがよく売れている。ある消費者は「食品栄養の本には、豆乳は牛乳よりカルシウムの含有量は少ないが、タンパク質やダイエットに効果のある大豆レシチン、抗がん物質などが豊富で、吸収力にも優れているとある。だから、家族はみんな、朝は豆乳を飲んでいる」と話す。

カルフール方荘家店では、これまで豆乳の1日の売上は多くても1000元(約1万5000円)だったが、今では最も多い時で約50%増の1500元(約2万2500円)だという。

一方、栄養学の専門家は「豆乳がすべての人に合うというわけではない」と警告する。豆乳は体を冷やす傾向があり、飲み過ぎると嘔吐、下痢、腹部の膨張、夜間の頻尿などの症状を起こす人がいるほか、プリン体の含有量が高く、痛風を患う人には適さないという。(翻訳・編集/汪葉月)

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