日本と中国、高速鉄道受注で一騎打ち―米華字メディア

Record China    2018年1月17日(水) 13時20分

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16日、米華字メディア・多維新聞は、シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道計画について、「事実上日本と中国の一騎打ちで、受注競争は佳境に入った」と伝えた。写真は新幹線。

2018年1月16日、米華字メディア・多維新聞は、シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道計画について、「事実上日本と中国の一騎打ちで、受注競争は佳境に入った」と伝えた。

記事は「シンガポール・マレーシア間の高速鉄道計画入札で、日本は10社、中国は8社の企業連合を結成。互いに最後の決戦に突入した。日中双方にとって東南アジア、さらにはアジア全体の覇権を争う負けられぬ戦い。しかし、今回の対決は日本の惨敗に終わる見通しだ」とした。

そのうえで、「中国の高速鉄道技術、世界への普及はトップに上昇。技術面だけでなく、政治的にも優位性を保っている。中国と東南アジアは政治、経済の各分野で着実に協力の成果を上げてきており、軍事的な影響力も高まっている。東南アジアとの関係は、日本より中国の方が良好だ。各地に散らばる華僑の影響力も背景にあるとみられる」などとした。

さらに、「中国の高速鉄道輸出計画は、政府が進める大規模経済構想『一帯一路』をけん引する重要な戦略の一つ。シンガポール・マレーシア間だけでなく、中央アジア、欧州まで広がる高速鉄道網を整備する計画だ。日本はインドネシアの高速鉄道計画受注でも、土壇場で中国に敗れた。今回は韓国や欧州の企業も入札しており、楽観はできないだろう」と結んだ。(翻訳・編集/大宮)

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