<改革開放30年>「観光業に力入れたトウ小平氏」=外交専門家が語る―中国

Record China    2008年9月23日(火) 8時17分

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22日、中国初のミャンマー語通訳として毛沢東・元主席やトウ小平・元党中央軍事委員会主席ら歴代権力者に仕え、各国大使を歴任した外交のスペシャリスト、程瑞声氏(74歳)が、改革開放30年を振り返った。写真は北京の天安門広場。

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2008年9月22日、中国初のミャンマー語通訳として毛沢東(もう・たくとう)元主席やトウ小平(とう・しょうへい)元党中央軍事委員会主席ら歴代権力者に仕え、ミャンマー大使やインド大使などを歴任した外交のスペシャリスト、程瑞声(チョン・ルイション)氏(74歳)が、改革開放30年を振り返った。中国青年報が伝えた。

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78年の党大会で再び最高権力者の座に返り咲いたトウ氏は、外貨収入を増すため、特に観光業に力を入れるよう号令した。トウ氏が復権後、初の外遊先に選んだのはミャンマー。外交部アジア局の副局長だった程氏が、通訳として同行した。程氏は、「トウ氏は珍しく『これからは観光を振興させよう』と熱弁していた」と当時の様子を振り返る。トウ氏はその後の1年間で観光業に関する談話を5回も発表、都市基盤の整備や外国語が話せる人材の育成などを推し進めた。

改革開放から30年、昨年1年間で中国を訪れた観光客は延べ1億3200万人を突破、外貨収入は419億ドル(約4兆4400億円)に達した。程氏によると、この数字はトウ氏が当初設定した目標額の4倍に相当する。(翻訳・編集/NN)

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